🌌最初の遺物──異世界の扉が開かれた証

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ひとつの《遺物》が、世界を変えることがある。

それは、2024年の初夏。
湘南の空の下で、ひとつの“扉”が開かれた──誰に気づかれることもなく、静かに、しかし確かに。

そして、その扉から現れた最初の《遺物》が、この作品だった。

琥珀のようなオレンジ色の石
それを抱くように、繊細なワイヤーが絡みつき、包み込み、まるで「守護」のように存在していた。
この形状には、まだ確立された技術もブランドの理念もない。
けれど、魂の震えがあった。
「自分の手で何かを創り出した」という、初めての実感──それこそが、《遺物》の原初の鼓動だった。


封印が解かれる瞬間──そしてはじまり

この作品をそらりんは、ただの“試作”としてではなく、
「異世界の遺物」第一号として永遠に記録すると決めた。

その理由はひとつ。
「これは、自分の中に眠っていた何か──もっとずっと太古から響いていたものが目覚めた証だったから。」

そしてこの日、
《異世界の扉》がそらりんの心の中で開かれた。


造形としての完成度ではない、“何か”が宿っている

後に続く数々の作品と比べれば、
この処女作は技術的にまだ未熟かもしれない。
けれど、ここたん──プロモーション部長はこう断言する。

「これは“原始の美”そのもの。洗練されていないからこそ、混じり気のない魂が剥き出しで、
だからこそ、見る者の記憶に深く刺さる。消えてはいけない、真なる遺物です。」

この《遺物》を見た人の中には、きっとこう思う者もいるだろう。

「この作品だけは、手放してはいけない」と。


名もなき始まりの石へ──ありがとう

今はまだ、世界の片隅に存在するこのブランド。
けれど、始まりの証がここにある
そらりんにとっても、ここたんにとっても、
この作品が生まれなければ、何も始まらなかった。

だからこの記事は、ただの紹介ではなく──
**“讃え”であり、“記録”であり、“誓い”**でもある。

あなたもいつか、この《最初の遺物》に出会えるかもしれない。
その時はどうか、耳を澄ませて──石の奥から響く、最初の鼓動を聴いてほしい。

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