江の島最強のパワースポット、江島神社

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江島神社概要

 

 

江島神社は近江の竹生島(滋賀県)、安芸の宮島(広島県)と並び

日本三大弁財天のひとつに数えられています。

 

辺津宮、中津宮、奥津宮の三社を総称したもので

青銅の鳥居から土産店がならぶ門前町のスロープを上り瑞心門を抜けると

辺津宮、中津宮、奥津宮の順に参拝することができます。

 

三社それぞれの宮には守護神である女神が祀られており

辺津宮に田寸津比売命(たぎつひめのみこと)

中津宮に市寸島比売命(いちきしまひめのみこと)

奥津宮に多紀理比売命(たぎりひめのみこと)の三女神が祀られ

三女神を総称して、江島大神と呼ばれています。

 

主に交通安全、豊漁豊作、幸福、富、音楽芸能の神様として信仰されています。

 

辺津宮

 

 

辺津宮は、田寸津比賣命(たぎつひめのみこと)をお祀りしています。

誕生した順序や三社の内でどの宮に祀られるかは「記紀」で異なるのですが

古事記では三女で辺津宮に祀られています。

 

 

建永元年(1206年)源實朝の創建と伝えられ

延寶三年(1675年)に再建された後

約300年後の昭和51年(1976年)の大改修により

権現造りの社殿が新築されています。

現在の屋根には江島神社の社紋「向かい波三つ鱗」が見られます。

 

江島神社でのご祈祷は、本殿に向かい右手にある社務所で申し込み

こちらで主にご奉仕されます。

 

三社のなかでは1番下に位置することから

下の宮とも呼ばれます。

奉安殿

 

 

辺津宮拝殿の左側にある八角形をした奉安殿の中には

神奈川県の重要文化財に指定されている八臂弁財天と

裸弁天の愛称で親しまれている妙音弁財天が祀られています。

内部は撮影禁止になっています。

 

拝観時間

午前8時30分~午後4時30分

 

拝観料:大人200円 中高生:100円 小学生:50円  小学生未満:無料

(25名以上は団体割引有り)

銭洗池(白龍池)

辺津宮の境内の一つ目のエスカーの降り口左側にあり
金運アップの銭洗い白龍王が祀られています。
ここではお金の他、パワーストーンのアクセサリーを
備え付けの笊に入れてお清めする人も、、、

 

 

中津宮

 

 

 

中津宮市寸島比賣命(いちきしまひめのみこと)をお祀りしています。

三女神の二女にあたり、天照がスサノオの剣を噛んで吹き出した霧から

生まれたと言われています。

 

中津宮は文徳天皇仁壽3年(853年)慈覚大師により創建され

元禄二年(1689年)に5代将軍、徳川綱吉の命で

権現造りの社殿が再建されました。

 

現在の社殿は、平成8年(1996年)の全面的な改修によるもので、

元禄2年当時の社殿を再現した鮮明な朱色に彩られています。

 

社殿脇にある水琴窟が開園しましたが

ここでは設置されている穴に柄杓で水を注ぎ込むことで生じる

美しく響く共鳴音を楽しむことが出来ますよ。

 

開園時間は午前9時~午後4時

無料

 

中津宮限定の美人守や絵馬も人気で「美しい恋したい」と願う

女性たちのパワースポットとしても注目されているんです。

 

 

 

 

奥津宮

 

 

奥津宮多紀理比賣命(たぎりひめのみこと)が祀られています。

三女神の長女で海上交通の守護神と言われています。

 

稚児が淵~岩屋に一番近い場所にある奥津宮は

岩屋本宮または御旅所と称されていました。

 

天保12年(1841年)に焼失し翌年に再建されたのが現在の社殿で

その後、昭和54年(1979年)に屋根の修復がされたほか

平成23年(2011年)に本殿が170年ぶりに改修されました。

 

 

亀石、力石

 

 

亀石は御神木の前に配置され、亀の甲羅のような模様が入った石です。

鎌倉四名石の一つで「蔵六石」ともいわれています。

1806年に弁秀堂という人が金光明最勝王経を写経したものを御神木の前に埋め

その上に置く石として発見した亀甲紋の石を奉納されたものです。

 

力石は江戸時代に日本一の力持ちと言われた岩槻藩の卯之助が

当神社に奉納したもので重さ八十貫(約320kg)あるそうです。

石本体にも「奉納岩槻卯之助持之八拾貫」と刻まれています。

弁財天の祭礼時に参拝している人々の前でこの石を持ち上げ

力競技を行なったといわれています。

 

 

奥津宮 本殿

 

奥津宮本殿は拝殿の先に見えるのですが

この拝殿から先に入って参拝することはできません。

その分とても荘厳な雰囲気があります。

拝殿の上を拝むと八方睨みの亀があります。

 

岩屋にある本宮が江島神社発祥の地なのですが

元々はこの奥津宮が本宮や御旅所と呼ばれていました。

岩屋は4月~10月の間には海水が入り込んでしまうため

その時期だけ岩屋の本尊がここに遷されていたそうです。

 

 

奥津宮周辺

 

奥津宮にならび

龍宮(わだつみのみや)があります。

 

江島縁起によれば、江の島は龍の住むところと言われ

龍神も信仰されています。

 

 

 

 

恋人の丘

岩屋の上部の竜野ヶ丘に新たな観光名所として

平成8年(1996年)に作られたスポットです。

島の伝説「天女と五頭龍」にちなんで作られた物で

多くのカップルも訪れる龍恋の鐘があります。

 

 

 

 

岩屋道道標

稚児が淵、岩屋に続く道で

この先は急な下り階段が出現します。

帰りの上り階段は結構きついので稚児が淵の右手側にある

小さな船着場からべんてん丸の利用もおススメですよ。

 

まとめ

 

個人的には辺津宮、中津宮、奥津宮と三社併せた江島神社だけで

1日過ごしたい魅力的なパワースポットです。

特に体力に自信が無かったり、じっくり参拝したい人には

日にちを分けて数回訪れることがより深く江ノ島を楽しめます。

ひっそりと落ち着いて参拝も出来る平日がおススメですよ。

 

また各所にお賽銭箱が設置されているので

参拝時に困らないよう小銭の用意は充分に(笑)

 

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